『茶畑のジャヤ』読書感想文の感想の例文
『茶畑のジャヤ』で読書感想文を書く
小学校高学年向けの課題図書『茶畑のジャヤ』を読んだけど、読書感想文に書く感想が思いつかない、感想の考え方や見本、例文が知りたい、もっと感想をふくらませたい!と思っている小学校高学年のみなさま。
小学校高学年向けの課題図書『茶畑のジャヤ』の感想を書くために、次の3つのことを考えてみてください。
※以下、課題図書『茶畑のジャヤ』の内容について若干のネタバレを含みますので、ネタバレしたくない人は注意してください。
本の中で主人公が得たものは何か?
例:自分や友達、物や出来事などについて想像をふくらませる力
それを得るために主人公は何をした?
例:スリランカで内戦の話を聞き、外国人と友達になった
それを得たことで主人公はどうなった?
例:自分を気にかけてくれる友達と、そして自分の問題と向き合おうと思えた
本の中で主人公が得たものは、読書経験を通じて読者が得たものでもあります。
このように『茶畑のジャヤ』の主人公である周について考えることで、読書感想文の感想を思いつきやすくなります。
上記の感想を考えるコツをふまえたうえで、感想を考えるためのヒントとして、小学校高学年向けの課題図書『茶畑のジャヤ』を読んで読書感想文にまとめる際の感想例文パターンをまとめ方の例としてご紹介します。
この感想の例文をもとに読書感想文をふくらませても良いですし、この感想の例文を参考に全く別の感想を考えるのもOKです。
感想の例文パターン1
『茶畑のジャヤ』を読んで、たくさん考えることは大切だと学んだ。
想像しないから戦争が起きるんだと思った。だから、みんなが想像するようになると良いと思った。
考えるには勉強して、知識と経験をたくわえる必要がある。考えるための材料になるからだ。主人公はスリランカの内戦のことを知ったことで、クラスでのいじめについて考えることができた。
ぼく/わたしもたくさん勉強したい。かべに直面したとき、答えが出るまで考えて、たくさん想像できる人になるために。
感想の例文パターン2
ジャヤはタミル人として差別を受けているにもかかわらず、人間がみんな違うからこそ面白いということ、一人でもいいんだということを教えてくれた。
ぼく/わたしにも人と違うところがあり、そのせいでつらい思いをしたこともあるが、この本を読んでから主人公の周と同じように目の前が晴れた気がする。
人はみんな違う。ぼく/わたしも、自分に誇りを持って、自分という人間を生きていきたい。
『茶畑のジャヤ』でワンランク上の読書感想文を書くコツ
印象に残った一文を取り上げてみる
課題図書『茶畑のジャヤ』では周のおじいちゃんやジャヤ、セナといった登場人物たちが助言をしてくれる場面があります。印象に残った文を取り上げて、それに対しての感想を書いてみるのも良いでしょう。
スリランカの歴史や背景について自分なりに調べてみる
『茶畑のジャヤ』を読んで、よく理解できなかったこと、興味を持ったこと、疑問に思ったことなどがあればぜひ調べてみましょう。家族に聞いたり、本で調べてみるのも良いですね。
『茶畑のジャヤ』はこんな方におすすめ
2016年度の小学校高学年の課題図書『茶畑のジャヤ』は、こんな方におすすめです!もちろん、2016年の小学校高学年の方ではなくても読書感想文の本の選択肢の1つとして考えてみてくださいね。
- クラスで一人ぼっちの寂しさを感じている
- 学校を飛び出して外の世界を見てみたい
- 民族差別・内戦などの問題に関心がある
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小学校高学年の読書感想文を書く方にも役に立つ情報を掲載していきます。小学校高学年の方は見本や例文を参考にしてパクリやコピペではない自分の感想を書いて表現力や文章力に磨きをかけてみませんか。
小学校高学年向けの書き出しの書き方や、他の課題図書のあらすじ、見本となる例文などをもっと知りたい小学校高学年の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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